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今夜の番組チェック

排気バルブの点検

 これはOLD KTMの排気バルブの分解編です。年式が年式のレア物だけに、果たして他の人の参考になるかどうか?。

1.ラジエーターの水抜き&チャンバーを外します。

     ラジエーターホースが邪魔になるので、水抜き。勿体ないので抜いたクーラントは後で再利用しました。当然ですけどチャンバーも邪魔になりますので外します。

     下記の写真は、エンジンを降ろして作業していますが、エンジンを降ろすまでは必要ないです。



2.排気デバイスのサイドカバーを外します。

     しっかり締めたくなるようなこのサイドカバーの固定ねじはなんとプラスねじ。私のは、ショックドライバーでないと緩みませんでした。


3.ちゃんとバルブが動くか確認。

     サイドカバーを開けると、クランクケース側からロッドが伸びているのが確認出来ます。エンジンの回転数が上がると遠心力でこのロッドが押し上げられてバルブが開くよう。でもこのリターンスプリングはとても強く、片手位ではなかなか伸びて来ませんが、スムースにバルブが開閉するか、まず引っ張って確かめて見ましょう。

     またバルブシャフトと繋がるアームの付け根の割り締めボルトが緩んでいて、動作不良を起こす事例も結構あるそうです。

     またこのアームの付け根をしっかり緩めて、ドライバーで直接バルブシャフトを左右に回し、カタカタと軽くバルブが動くかも確かめましょう。




4.バルブ周辺のカーボン落とし。

     先ほどのチェックでバルブがスムースに動けば、ここからは必要ないでしょう。私のはちょっと動きが渋く感じたので、バルブの清掃清掃も行いました。

     エキパイを外すとバルブがむき出しになります。アーム付け根の割り締めボルトを目一杯緩めて、バルブをアームから外せば、アームとロッドはくっついたままでもバルブはシリンダーから外れます。この際シャフトのベアリングも一緒に外れますので、落とさないように気を付けましょう。


     まずはキャブレタークリーナー等の溶剤を吹き付けてしばらくカーボンを浮かせ、浮いた所でウエスやブラシで清掃し、それでも落ちない頑固なカーボンは金鋸の背等で、地金に傷を付けないよう慎重にこすり落としました。

     さすがにシリンダー側の方は、ピストンが入ったまんまでは手荒な掃除は出来ませんでしたが、こっちはさほどひどくなかったので今回省略。この続きは今度ピストン交換の時にでもやりましょうか?。



5.今までと逆の事をして元に戻して完了

     後は今までと逆の事をして元に戻すだけです。バルブをシリンダーに収納しエキパイを付けて、シャフトとアームを繋げ、バルブを全閉(シャフトを目一杯右回し)よりちょっと戻した状態でアーム付け根のボルトを締め、サイドカバーを付けて、チャンバー・冷却水を入れて完了。

    8/17追記〜

       以前の更新時には、”バルブを全閉(シャフトを目一杯右回し)状態でアーム付け根のボルトを締め”と記載しましたが、間違いであることが判明。排気バルブを目一杯全閉状態でアームを固定すると、バルブが閉まる度にバルブとシリンダーがカンカンとぶつかって、アルミ製で材質が弱いバルブの方が変形してしまうそうです。

       正確には、”シリンダーヘッドとガスケットを外し、シリンダーの上面と排気バルブの下端との距離を標準値(確か34.5mmだったかな?)に合わせる”というのが正解だそうですが、いちいちヘッドをはずすのも面倒。うーん、困った。

       排気バルブの調整は、ちょっとずれただけでもかなり違いを感じるそうな。でもあまり違いの分からない私の場合は適当に、全閉よりちょっとだけ戻して、バルブが戻ったときにシリンダーに干渉しない位置で使っていますが、取りあえずは絶好調。

       まあ、初期設定がちゃんとしてあるとの前提であれば、バルブシャフトとアームの付け根の割り締めボルトを緩める前に、ポンチで小さく合わせ目のマーキングをしておいても良いでしょう。あとの判断は皆様にお任せします。


     サイドカバーにはガスケットが使用してありましたが、さして圧のかかる場所でもないので、気は心とばかり、薄く液体ガスケットを塗布してはめ込みました。




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